ちゃ風呂~迷える老羊~

イソジにて、未だ道の途中。

愛車はヤマハ・パスシティC

新しい職場に行くにあたり、ワタシは初めてのアシスト自転車を購入しました。

ワタシの愛車はこちらです。

https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/city-c/

ヤマハの「PAS CITY-C」という20型のタイプです。

ちなみに値段はもろもろ含めて13万切るくらいだったかな。

けっこうな金額ですよねぇ。思い切りましたよ。

アシスト自転車を購入したわけ。



実は今の仕事に応募したとき、「車通勤OK」とあったので、それなら朝早くてもいっか、と思っていたのですが、実際採用担当者から言われたのは「その勤務先はもう人がいるので、出来たら別の場所に行ってほしい。」との申し出でした。
もともとの希望勤務地とそれほど変わらない距離だったのですが、こちらは車では通えないとのこと。

どうしようかなぁと考えたのですが、一度とにかく行ってみよう!と思い立ち、それまでの自転車で行ってみることに。

かかった時間は15分強だったので、時間的にはありっちゃありだったんですけど、とてもじゃないが無理だなって。

何故かというと、新しい職場に向かう道筋は、行きがけっこうな上り坂しかなく、職場についた頃には股関節がバキバキになりました。こんだけ疲労してから8時間勤務とかありえないだろうって。

普通の自転車は無理そうだ。だからと言って電車通勤にしたら、自転車15分の距離が家から職場まで40分近くかかってしまうタイムロスが出ちゃうしなぁ。



あ~。アシスト自転車という選択肢があるかぁ。。。



と、ふと思い立ちました。

アシスト=ママさんチャリ

という固定概念があったワタシですが、そうか、通勤車として使う人ももちろんいるかぁ。


と思い直し、いろいろ調べてみることにしました。

まずは偵察。どれくらいの金額かな?

なのでまず、最寄りのイオン船橋自転車屋さんを見に。

やっぱりママ仕様の、後ろに子供用椅子のついたものがずら~~~~っと並んでおりまして圧巻。

なんせデカい。

普通の自転車が16kg~19kgなのに対し、一般的なアシスト自転車は27kg前後もするんですってね。もうちょっとしたバイクですよね。

けど、そんな重量感たっぷりの中に、ワタシが思ういい感じのマウンテン型も何台かありました。値段を確認したら、だいたい11万から15万の間くらい。まぁそんくらいはするのねって。

ただ、混雑を避けて平日に見に行ったのですが、店員さんがほとんどおらず詳しい話も聞けなかったので、とりあえず偵察のみで帰りました。


その後、何軒かの自転車屋さんを見に行きます。

船橋の老舗自転車屋さんの「セオサイクル」さんに見に行ってみたら「当店はアシスト自転車の取り扱いがありません。」とのことでした。老舗さんなので、ちょっとアシスト自転車は邪道と思われてるのかな?
もう一軒、ビビットスクエアに入ってる「Y's Road 船橋店」という自転車屋さんもけっこう大きい自転車屋さんみたいだったので行ってみたのですが、こちらはロードバイク専門店のようで、アシスト自転車も20万近いものばかりでそそくさと退散です。

あとはネット通販なんかでは購入することが出来るようでしたが、やっぱり一度は試乗してから買いたいなぁと、しばらくまた調べてみました。

なんと!イオン幕張には試乗コースがあるらしい!

それからしばらくして、ある方のブログに「イオン幕張で試乗できますよ。」との記事を見させてもらいました。
なんだ!近くで試乗出来るところがあったとは!!

それからしばらくして、ワタシはイオン幕張の自転車売り場を目指しました。

https://aeonbike.jp/corp/real_stores/258?utm_source=google&utm_medium=gmb&utm_campaign=websiteurl

自転車売り場が入ってるのは、アクティブモールの一階です。

しばらく何台かの自転車を見ていたのですが、とにかく乗ってみないとと思い、店員さんにお声をかけましたところ、別の方がやってきてくれました。専任なのかな?

アシスト車が初めてなので、とりあえずどれでもいいから乗ってみたいんですけど。的なことを言うと、すぐに試乗用の自転車を出してきてくれました。

ヤマハブリジストンが主流なので、両方乗ってもらうといいと思います。」

と、わざわざ2台出してくれました。どちらもママさん仕様でしたが、前の子供用椅子をはずしての試乗です。


最初にヤマハのを乗らせてもらったのですが、

「最初はギアは1からがいいです。スピードが出たらギアを変えて試してみてください。」

と言われたので、その通りにまず漕ぎ出しましてちょ~~~~~驚きました!

なんだ!?この乗り物はっ!!

マジ、めっちゃ快適♪スイスイどころじゃないです。

試乗コースはものの50メートルを往復くらいの距離だったのですが、逆にスイスイスピードが出すぎて、ターンをうっかり失敗しそうになりました。

その後、ブリジストン製のも乗ったのですが、

「パワーはこちらの方がありますので、男性なんかにはこちらが人気ですね。」

と説明を受けて乗ったのですが、確かにヤマハのよりも、さらにアシスト力は強めに感じる走行です。

なんにしても、めちゃくちゃ楽しい!自転車楽しいって、初めて乗れた時以来の感想かも(笑)。


ウキウキしながら店内に戻って、いよいよどれにするかの検討を始めました。

しかし、いざブリジストンの方を見ると、正直ちょっとだけ…ダサいかな?という感想。

軽量化のためなんでしょう、後ろの車輪の泥除けが透明の茶色ってのがまったくもって趣味じゃなく。

店員さんもなんとなくワタシの恰好見てわかってくれたのか、

「ちょっとタイプ的に違いますかねぇ。」

と言って、すぐにヤマハの自転車をご紹介してくれました。

最初にご紹介してくれたのは、ヤマハの26型タイプで、ママチャリというより通勤・通学用って感じのものでした。

カジュアルな見た目だし色味も嫌いじゃないし。さっきのよりは良さそうだけど…やっぱデカいなぁって。

けどアシスト車ってこういうもんかなぁ…とか思いながらも決めかねて、ちょっとだけ辺りを見回したときに、ひょっこり見つけたのが今の愛車です。

「あら?これかわいい♪」

思わず口に出ちゃいました。

店員さんが並んでる中から出してきてくれたのを見て、ますます気に入りました。
サドルもかわいいししっかりしてるし、色もいい。なぜ店員さんはこちらを押してこない?

すると説明してくれました。

「やっぱりタイヤが小さい分、摩耗が早いってのがありますよね。バッテリーは一緒なんで漕ぐアシスト力は一緒なんですけど、アシスト車の主流は26型なので、耐久性とか考えるとそちらの方がどうしてもお勧めするようになっちゃって。」

ふ~~~~ん、なるほど耐久性ねぇ。

けど見れば見るほど気に入ったのは小さい方。どうしよっかなぁ。

その後もいろいろ購入後の保険とかの説明とかも、店員さんが丁寧にしてくれたんですけどね。

「やっぱり一番狙われるのはバッテリーとかサドルなんでね。こちらのサドル用のカギなんかも出来ればご購入をお勧めしてるんですよ。」


狙われる!?


あっ!!



サドルもバッテリーも盗まれるってかっ!!??






そうかそうか!その心配があったか!!

ほんと勘弁してほしいけど、アシスト自転車の部品を転売目的で盗むって話、確かに聞いたことがあるし。

その話聞いて迷いが吹っ飛びました。

「こっちの小さい方にします。家の中で保管したいから( ̄ー ̄)。」

我が家の歴代チャリたちは、門も柵もない我が家の駐車場の一角に、雨ざらし保管になっておりますがね。13万もする高級車をそんな保管できるわけもなく。泥棒の目にさらす危険を冒すなんて、ワタシにはでっき~ん!!

ということで、まさかその日に購入するとは思わなかったのですが、あまりに気に入りすぎて即買いしてしまいました。


ただ。
ちなみにこの後、購入手続きに30分強かかり、かごの取り付けやらメンテナンスで1時間ほどかかりまして、こちらは誤算でした。
しかも車まで運んでもらえることもなく、女子一人で普通の大きさのアシスト車買ったら、車に乗せられなかったかもなと思いました。

頼んで、最寄りのイオンに運搬してもらうとか出来たかな?とか思ったのですが、どうなんだろ?

こちらが我が家から職場へ行く直線悪魔坂です。

帰ってから、さっそく職場まで行ってみることにしました。

こちらがうちから職場に一直線に行ける上り坂です。(わかるかなぁ?)



傾斜何度ってよくわかんないんだけど、普通の自転車ならたち漕ぎも無理です( ;∀;)。

それがアシスト車ならすいすい~~~といとも簡単に昇って行ってくれます。実に素晴らしい♪

店員さんにはギアは1からスタートしてくださいと言われましたが、1だとあまりにペダルが軽すぎて急発進気味になってしまうので、ワタシは通常2から出発して、平坦な道に出られたら3でスピードを上げています。

めちゃくちゃ取り回しもしやすくて、断然このサイズにしてよかったと思います。

値段はぶっちゃけかわいくないですが、イオンの保険とヤマハの通常保障範囲で、もし万が一盗難にあっても、初年度なら保険料で購入費を負担してくれるのだそうです。
それくらい盗難が多いんだろうなぁ。怖い怖い。

けど、アシスト車買ってから、ほんと近場は自転車で出かけるようになったので、ガソリン代や駐車料金の節約にもちょっと貢献してると思います。

なんせねぇ。これを知らずに死んでたかと思うともったいなかったなって思うほど楽しいです。

ご興味のある方は、試乗だけでも冷やかしに行ってみるのもいいかもしれませんよ(笑)。それほどオススメです♪

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