そんなわけで、昨日のお話。
を、詳しく書こうかと思ったのですが、ちょっとぼんやりとだけにします（笑）。
「点心の修行」ということは公開しますので、興味のある人がちょっと調べれば引っかかる、その界隈では有名な方にご指導いただくことにしました。
が、マジでこちら。
「趣味の教室」ではないので、いろんな意味で大勢の方に「ぜひ！」とは言えない、かな？あはは。
ただ、教えていただく内容はかなり貴重なレシピだったりするので、とにかく頑張って、この数年かけてやり遂げようとは思っています。
何故今さら修行？
３年前にダイエットに一応成功して。
せっかく痩せれたけど、長いことそれに囚われていたので、いざその問題が解決されると、
「自分は次は、何を目指せばいいんだろう？？？」
というような、漠然とした思いがふつふつと湧いてました。
時代はコロナまっただなかだし。
仕事はどんどん時間を削られて稼ぎも少なくなるし。
イソジだし更年期だし。
去年、辞める辞めないですったもんだしてる最中、ずっとワタシの頭の中にあったのは、次、というか、人生最後の仕事として何を選択するか、ということでいっぱいでした。
以前に書いたように、最後の学びと思って大枚叩いたとあるアドバイザーにもなり損ねてたし(￣ー￣)。
いよいよどうしようかなって、途方に暮れてましたねぇ。
出来れば一生働きたい。
先週友達と会った時。
友達が、
「出来れば今すぐでも働くのやめたいよ。」
と言っておりました。
もちろんそれを否定する気持ちは毛頭ありません。
けど、ワタシに置き換えてみると、その考えはたぶんこの先もずっと生まれないだろうと思います。
いろんな理由があるけれど、自分が小梨なのが多いに関係してるかなって。
やっぱね～。
この年になってわかったんですけど、子供がいないって、人生のモチベを別で得なきゃいけなかったんだなぁってすんごく思うんですよね。
ワタシの場合、選んでこういう人生にはなったのですが、子供がいる人って、それだけで自分が生きてる意味を持ってるわけじゃないですか。
子供のことは死ぬまで心配だし、愛する対象だし。
ワタシはそういう対象がいないんだけど、やっぱりどっかで、誰かのために何かをしたい、何かを残したいって気持ちは、ずっと消えないだろうとは思ってまして。
それだけじゃなく、後を見てくれる人がいないってのは、やっぱり自分のことは最後まで面倒みなきゃいけないわけだしね。
そう考えるとね。出来うる限り働き続けたいわけで。
だとしたら、やっぱり自分が好きな「食」の仕事の中でも、なんかしらの専門技術がどうしても欲しかったんです。一人でも続けられるような。
というのが、ワタシが新たな挑戦を開始した理由です。
飲食の世界はほんとに厳しい時代になりました。自分でやるなんて、夢のまた夢です。
それでもね。
自分が作ったものを食べてもらって、喜んでもらえる。
ワタシにとってはやっぱり、捨てがたい職業なんですよねぇ。
なぜ点心か。
先生が、
「あれ～、ずいぶん上手だねぇ。ちょっと練習すれば、すぐになんでもできるようになるよ。」
と褒めてくださいました。えへへ～。
実は以前、和菓子のディプロマも取ったことがありまして、包む作業は得意な方なのです。
というか、そういう自分をわかっていての「点心」という選択でした。
和菓子のクラスでも、いつでも一番に仕上げていたワタシ。
たぶんこれが、食を仕事にしてる人間の大きな点だと思います。
おいしいとか上手とかのレベルは調理師でもそれぞれ違うと思いますが、調理スピードというのに関しては、やっぱり普通の人とは違うスキルを持つことが出来たと思います。
でも結局、自分が甘いものが好きじゃないから、和菓子は続ける気持ちがなくなってしまいました。あはは。あれもけっこうな金額叩いたのにねぇ（笑）。
けど、点心なら自分も大好きだし。
あんなにかわいくておいしいものを、自分が作れるようになったらどんなに楽しいだろうなぁ…って。
だからきっと、極める気持ちが切れないんじゃないかなって。そう思ったのです。
「ちゃあさんにはぜひ頑張って、販売するとかお店を持つまで行ってほしいんですよねぇ。きっとすぐに、絶対おいしいもの作れるようになるから。」
と先生から言われました。
言われて逆にちょっとだけ驚きました。
そういう目的じゃない人もやっぱいるんだぁ。
遊びや料理教室気分で通える金額じゃないと思うんだけどねぇ。。。
正直、キツイとわかりながら今の職場に就いたのも、数年はちゃんと稼いで、この修行をやり遂げるためでもあったのです。
事務職に戻っても、精神面で続けられないことも多いに考えられて。
最低３年から５年は今の仕事で頑張って、もろもろの準備資金と修行のお布施代（笑）を稼ぎたいと考えています。
なので、初回にして先生に宣言しました。
「それが夢です。そう出来るように頑張ります。」
今は何もないけども、目標を持って。
最初の自己紹介に書いたように、ワタシはその時「小梨・金なし・職なし」状態でした。
今は仕事はしてるけど、やっぱり不安定な人生のままなのはそんなに変わらず。
ないないづくしのイソジですが、昔っから夢みたいなことばかり口に出していました。
それこそ「居酒屋やりてぇなぁ。」とか、「田舎で畑暮らしとかしてぇなぁ。」とか。
他にも「こうだといいなぁ。」「あぁだといいなぁ。」という言葉をよく口に出していたように思います。
けどね。
これもまた、ダイエットに成功したのがイソジという、けっこうな年になってしまったから心底思ったんですよね。
「痩せたいなぁ。」と口にしたところで、そのための『行動』を変えなきゃ現状が変わるわけもなく。
とにかくやりたいこと・なりたい自分があるなら、まずはなんでもいいからトライすること。これが一番の近道なんだってことですよねぇ。
あぁ。
思い出してみると。
４２歳で事務畑から調理師を目指した時も、けっこうな勇気だったなぁ。。。
あれがワタシの人生で最初の、トライエンドエラーだったのかもなぁ。
やってみれば、ほんとによかったと思えるし、なんの勉強も楽しかったしね。
そ。
今のワタシの夢は、
「点心をマスターして、みんなに楽しくおいしく食べてもらえる場所を作ること。」
ですっ！！
中年期・高年期、そして老年期に向かっていくわけですけどね。
この先ももっと、というかこの先の方がもっと、自分の「やりたいこと」は出来る限り一つでも叶えるべく、力の限り頑張ろうとは思います。
どんな形になろうと、この夢は叶えようと決めました。
そ、決めたのよ♪
決めたのだから、叶うのよ♪おほほ～。
まだそんなに日本じゃメジャーじゃないハムスイコー。
始めて食べましたがめっちゃうまいです！！！
