ちゃ風呂~迷える老羊~

イソジにて、未だ道の途中。

子宮筋腫と診断されて10年でした。

ワタクシばる郎。

今年、五十二になります。イソジ道まっしぐらな身でして。

えぇ。

更年期世代まっしぐらなわけですよ。

実は、1年前。
転職を機に、継続的な更年期の治療でも開始しようかと、とあるレディースクリニックに伺いました。

自覚症状としては、夜中に急に暑くなって汗だくになって起きるってことがあったり、年々出血量が増えておりまして、特大サイズを使用していることとか。

四十になったころに婦人科に行ったところ「子宮筋腫」がいくつかあるってことも診断されていたのですが、この数年は腹のしこりも手で触ってわかるくらいになっておりますし、この1年くらい腸が圧迫されるのか、大のおベンベン様の出もあまり痛快な感じがなくなっておりまして。

そんな話を担当した女医に申告したところ、とりあえずの血液検査と筋腫に対してはMRI診断をしてみましょうってことになり。

そこまで?と思いましたが、ま、一度くらい詳しくみてもらうのもいいだろうと受けまして。

2週間ほどして検査結果をもって再びクリニックを訪れたワタクシ。

女医から言われたのは、

「検査結果から、更年期障害は疑われませんでした。」

とのこと。

あれ?

そなの?

じゃあ夜中の発汗はなんなん???

とは思いましたが、まぁ障害がないっていうならそれはそれでいっか。


と、ちょっと呑気に思っていたところ、

「ですが、筋腫の大きさは8.6センチということで、今後手術で全摘することをお勧めします。」

と、シェフの気まぐれサラダのごとく、手術をお勧めをされてしまった。



えっ?って感じ。



マジ?手術???全摘?????

数年前に、5センチ程度との診断を受けていたので、確かに大きくなってきてしまったようだが、それにしても手術なん?いきなり???

実母も子宮筋腫の手術を受けていました。

体の弱い人で、小さい頃から入院経験や手術経験のある彼女もギリのギリまで手術をこばんでて。

今にして、ようやっと体にメスを入れるのをためらう気持ちがちょっとだけわかったなぁ。とか考えたり。

「・・・出来れば閉経まで待ちたいと考えるんですけど。」

とごねるワタシに、女医が、

「筋腫がある人は、比較的に閉経を迎えるのが遅いです。まして更年期の症状は示されてませんからあと数年はこの状態でしょう。
筋腫があると一番心配なのが、もしガンが発生していたとしてもそれが検査でわからないという事態になることが考えらえることです。
全摘してしまえば、まず子宮がんそのものに対する恐れがなくなるわけですし、体もずいぶん楽になりますよ。」

と言われます。

ま、女医さんなんでね。気軽にいいやがって!とは思いませんが、それでもやっぱ、なんとなく摘出って気が引けるなぁって。

その場ではやはり決められず。

出血のせいだろう、鉄不足だけはバッチリ血液検査で出ているので、病院で鉄剤を2か月分処方され、

「次にまたご相談しましょう。」

と言って病院を去ったのが去年の7月下旬頃。。。

鉄剤はちゃんと飲んでたつもりだったのだが、4か月以上手元に薬は残っていました(笑)。

そんだけ持ったってことは、もしかして朝晩の処方だったんだろうか・・・(笑)。今更謎。


薬も切れたし、いよいよそろそろ相談に行かなきゃなぁとは思っていた昨年末のこと。

とある日の、早朝3時。

な~~~~んか違和感がして眠りから覚めました。

ちょっとお尻触ってみたら手にヤ~な感触。布団めくって確認しましたところ。。。




惨殺死体でもくるまられてたん?????




いや、ひどいわ。こりゃ('Д')。な状況。

それこそ寝てる間に闇医者に腹でもかっさばかれたのか?ってくらい、一面チの海で。


慌ててシャワー浴びて着替えたわけなんすけど、その日は休みだったのでもう一度床に入って一時間後。。。



先ほどの映像が再現されておりました( ;∀;)。



その後も2度ほど洗濯物を増やし、こりゃそろそろマジで紙パンツが必要か思わされました。


それまでで一番ひどい状況だったので、他に痛いとかめまいとかも自覚はなかったのですが、気分的にどよ~んとはなります。さすがのワタシも。

これ、マジだいじょぶなん?

鏡見てないけどワタシ、白目剥いてんじゃね?。


調べてみたらワタシの体重からすると、体内の血液って4,5リットルくらいらしい。

予想するに、リッター近くは確実に出ちまったと思われるので、全血液の20%を本日だけで流出しちゃってるわけなんすけど、それってヤバくね?このままでだいじょぶなん?

なんとなく、焦って赤貝の缶詰とか食べてみたけどあんま意味なかっただろな(笑)。



いよいよ。ほんとにいよいよヤバいことになりそうだな。

そんなことを思っていた、ちょうどその頃。

も一つ心を決めさせられた出来事がありました。




長くなりますのでまた次回。