https://seppukugohasan.com/2023/08/07/decision/
そんなわけで。
年明け、ワタシはクリニックに出向くことにしました。
初診から半年が経っていましたので、ちょっと先生に何か言われちゃうかなぁとか思ったのですが、現在の症状が悪化したこと、手術も検討しているので執刀医を紹介してほしいと相談したところ、
「そうですか。では紹介できる病院が3つほどありますので、ご希望があればそちら宛に紹介状を書きます。待っていただく間に決まったら、受付に言ってもらえますか?」
と、なんともあっさりとした診断で終了に。
というか。
え?
今、自分で病院決めんの???
驚きました。
何の知識もない状態なわけですが、先生が現在進行形で紹介状を書いてくれてる、今この時間で早く決めなきゃならないんかいっ!?
と予想しない展開ではありますが、慌てて言われた3つの病院について待合室でスマホ検索をかけます。
3つのうち、市内の医療センターは最初から候補にはいれませんでした。
市内とはいえ、その病院へは車以外はバスでしか行ける場所になく、一番近いとはいえ一番不便な病院でしたので入退院を考えると選択できないなと。
あと二つの病院は、浦安にあるJという大学病院とTという医療センターでした。大学病院は聞いたことはあったのですが、もう一つは聞いたことがなかった病院です。
とにかく口コミを。
と、まずはグーグルなどで調べたのですが、両方ともに大きい病院だからしょうがないと思うのですが「待ち時間が3時間もかかって疲れました!」「受付で横柄な態度を取られたて…」などのネガティブ意見が多数あります。
けど、そんなのって実際の先生のレベルとかとは関係ないですよね?ワタシが欲しいのは、そんな情報じゃあないわけで。
その後「腹腔鏡 手術」と、検索項目を増やして調べたところ、どうやらTという病院は腹腔鏡手術の実績が多いという情報を掴みます。
Jも大きい病院だから心配ないだろうけど、やっぱ開腹はどうしても避けたいし。実績が多いっていうんだから、まず大丈夫だろう。。。
ほんとは場所とか入院設備とか、いろいろ調べたいこともありましたが、もう3分の1の確率なんだからそこに決めちゃえ!!これも縁なりっ!!
ということで、ワタシはT医療センターにお世話になることに決めました。
その日からあまり時間を空けず、T医療センターに予約の電話を入れます。
「すみません、婦人科宛に紹介状もらった者で、初めて予約をお願いしたいのですが。」
そういうワタシに、電話口の方が言います。
「ご希望の先生はいらっしゃいますか?」
・・・ご希望・・・ねぇ。
病院の名前だって初めて聞いたのに、さらにはどんな先生がいるかも皆目見当もつかないわけで。
さぁ、なんと答えればええんじゃろか?
「・・・え~っと、あの~~~。。。。
主治医からは子宮筋腫の全摘を勧められておりまして。
たぶんそちらで診てもらったら手術になると思うのですが、その際、出来る限り腹腔鏡での手術を希望しておりまして。
・・・なので、なんと言いますか、その方面でのご相談ができる先生だと有難いのですが。。。」
こんな感じの言い方で、ワタシの希望は伝わるかな?
受付の人は看護師でも先生でもないだろうから、なるべくわかりやすくワタシの希望を伝えてみたんですけど。
受付の方、とても簡潔にわかりやすく、けど丁寧に答えてくれます。
「婦人科に限らずどの科の先生方も、チームを組んで患者さんの病状に沿って対応してくださいます。患者さんのご希望はもちろん伺って、それに対応できる先生が手術することも可能です。
とりあえず〇月〇日なら女性の先生が対応可能ですし、この日の予約でいかがですか?」
やはり女性の専門科ということで、女性の先生を望む人も多いのかな?
ワタシ的にはどっちの性別でもいいんだけど。
とこの時は思ったのですが、やはり思い返すと結局手術まで担当医になってくれた、この最初の先生にお願いすることが出来、非常に有難い結果になったとの思いが多々ありました。
思い返して考えると、自分で手術する病院をその場で決めるってのも、なかなか悩まされることでした。
ですが、「はい、ここに行ってくださいね。」と、医者に決められた病院じゃなかったのは良かったんじゃないかと思います。
少なくとも、自分で決めるという行為をさせてもらえたのは有難かったですね。
ご紹介いただいた3つの病院とも、きっと信頼できる技術のある先生がいらっしゃったとは思いますが、ワタシ的には今回お世話になった病院を選んだことは非常に幸いなことだったように思います。
では、いよいよ通院・治療の開始です。
長々とした文章で失礼します。
それではまた~。