ちゃ風呂~迷える老羊~

イソジにて、未だ道の途中。

肝臓の、その後の話。

https://seppukugohasan.com/2023/09/12/9-11consultation/

こんな話をしましたが。



結論から言うと、肝臓はガンではないようです(笑)。




あはははは。

大騒ぎしたのはなんだったんでしょうかね('Д')。


先週の金曜に消化器内科で診てもらったわけなんですけど。

見ため30代後半くらいの若い先生が外来担当でしたので、若干心配したのですが、CTの画像をくるくると動かしながら、

「これだと、ちょっと良性か悪性かの判断は出来ませんから、やはりMRIを撮ってもらわないとダメなんですよねぇ。けど、MRI混んでますから一か月先とかになっちゃうんですよぉ。なのでぇ、ちょっとエコーで診てみましょうかね。」

と言われました。

一か月前に「ガンの疑い」と言われてから自分でもネットでさんざん調べたんだけど、それには造影CTで良性か悪性かも判断できるとあったので、てっきり確定に間違いないと思ってたワタシ。え?違うこともあるん?


まぁとにかく診てもらわないことにはしょうがないわけで。

その後採血をして、再び先生に呼ばれることを待ちます。



がぁね。

やっぱ大学病院を侮っていた。


そこから待てど暮らせどまったくお呼びがかからない。

1時間待ち、2時間待ってもまだまだ呼び出しはされない。
時間はお昼過ぎ。けど、最初に診察したときに「朝ご飯は何時に食べましたか?」と聞かれていたので、たぶん飯食っちゃいけないんでしょうねと。

朝は9時半の予約だったので、9時前には病院に着いていたワタシ。13時過ぎて、ようやっと看護師さんから声がかかって超音波検査室に入りました。4時間よ!4時間!!

たぶん、エコー検査も本来は予約しなきゃいけないんでしょうね。

けど、それだけでまた診察に来るよりは今日やってあげましょうという、先生の温情的措置なんでしょうが、そうするとその日の予約の患者さんが全員終わってからになる、のでその時間になったみたいです。
ほんと、大学病院って患者が多いからしょうがないんでしょうけどね。

ベッドで準備万端で待っていたのですが、ここでも先生なかなか来ず。お昼食べてたんでしょうね。あはは。

ようやく先生来てくれて、エコーで背中から脇腹から、患部らしきものを診てくれました。

一通り終わって先生が言うには、

「たぶん血管腫でしょう。」


ガンじゃないかもと言われて、待合室で一通り検索していたのでその名前も見ていました。

肝臓の良性腫瘍の主なもので、血管の塊みたいなものが出来ることを言うらしいです。

症状もなく、今回のワタシのように、たまたま検査してみたら見つかるというのが多いそうで。

処置する必要もなし。経過観察のみ、という流れになるのかな。


マジこっ恥ずかしいわ。あははは。


とはいえ確定診断するために、MRIはやらないといけないとは言われましたが、まず間違いなく良性という運びになりそうです。やれやれだぁ。


その日、帰ってきたワタシを待ち構えてたダンナ。ニヤニヤしながらガンじゃなかったと話したワタシに、最初こそ「良かったじゃん♪」と言ってましたが、

「やべぇ。会社でちょっとした噂になってんだわ。恥ずかしいなぁ。
う~~~ん。この際、ガンてことで押し通そうかな。」

とか、まっこと不謹慎なことをでっち上げようかと目論んでおりました。やめれ、やめれ!


まぁけど、確かにワタシも誰かに話せる環境なら話してただろうし、自身もとんだ赤っ恥かくとこだったわ。
お騒がせした結果になったのは誠に遺憾ではございまする。陳謝(笑)。




けど。

悪い病気では結果なかったけど、今こういう経験をしたことは、これからの大きな糧になったと思います。

自分の人生を真剣に振り返ったし、大事な人は誰なのかも思い知ったし心から感謝もしたし。

膀胱手術で入院してる間、やたらと思考についての動画を見倒したのもあって(笑)、この先の生き方を大きく変えようと思うに至りました。

ワタシは過ぎ去った過去や遠い未来のことに意味もなく重きを置くところが往々にしてあったんだけど、これからはもうそういうのを止めることにします。もうね、そんな時間ももったいない。

今を生きる。

楽しく。元気よく。明るく。




それだけでいっかって心から思えました。

病気じゃなくても、明日のことなんて誰にもわからない。
ということはみんな知ってるだろうけど、それをこんだけ身に染みて実感出来た経験はそうそうないと思う。
だから今回のことは、心の底からラッキーだったとしか思えないですね。

間違いなく罹患してると思い込んでたどり着いたことなので、たとえやっぱり病気であったとしても、感謝する気持ちは同じだったかとは思います。

ありがたい。

家があることも、家族がいることも。会って話せる友がいることも。
おいしいものを食べれることも、寒い暑いと思えることも。

すべてが有難いんだなって。それに尽きるな。ほんと。


いやぁ。

そんなワタシの、大病になり損ねた話(笑)。


そんなわけで、続くと思われた闘病日記は急激な収束を図ろうかと思います。

あ。

まだこないだの入院生活のこと書いてないね(笑)。


続きは明日からちゃんと残しま~す(^^♪。