ちゃ風呂~迷える老羊~

イソジにて、未だ道の途中。

子宮筋腫の手術を終え。

昨日。

 

無事に退院を果たしました。

 


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いやぁ。娑婆は暑いっすねぇ~(^^)。

 

 

 

 

 

こないだの日曜に入院して月曜手術。昨日までの4日間を療養に費やしたわけだけど。

 

 

いっろ~んな思いと体験をしました。

 

正直、予想よりも大変だった部分も多かったけど、とんでもなく貴重な経験となったことは間違いない。

 

 

 

 

子宮筋腫の手術をすると、前職場でももちろん公表していたのだが。

 

バアサンのお姉さんという人も昔、筋腫の手術を受けたことがあったそうで。

 

 

飲んでたレルミナの副反応もけっこうあったわけで、そんな話をちらりとでもしようものなら、バアサン怪訝な顔するくらいな勢いで、

 

「うちの姉も手術したけど、そんなに大したことなさそうだったけどね~。」

 

とか言われて( `ー´)ノ。

 

お前がやったわけでもないのに、どうしてそう無神経なことが言えるのだろうって。

 

今思い出しても、やっぱり腹が立つひとことだったなぁ。

あの人ほんと、デリカシーゼロだからね。

 

 

 

 

 

実際、やっぱり手術って大変です。

 

命にかかわる病気ではたしかになかったけど、わざわざ人体に傷をつけて臓器を取り出すって、けっこうその反動で心身をやられますよ。マジで。

 

ワタシの場合、とにかく正常値に戻すためならと、看護師の言うままに思いっきり術後から頑張ってすぐにがしがし動いてみたり。トイレもすぐに一人で行って、カテーテル外すのも最速でしたね。

基本一人でなんでもやっていたのですが、それでも翌日から腸の機能不全で腹がパンパンに。その後、ベッドから動けなくなるというモードに突入しました。

 

自分の前のベッドの人は、たぶん同じ病気で同じ日の同じ時間に手術を受けた様子だったのですが、目覚めたときから吐き気やら痰の症状で、ナースコールぴこぴこ押しまくってましたね(笑)。

 

斜め前のベッドの人は、たぶんワタシより後に入って同日退院だったので、病名としてはもちょっと軽めだったと思うのですが、その子なんて、術後から「足が痛い~、足が痛い~~~。」と言って、約一日ほとんど寝たきり状態に。

その子もナースコールが手放せない状態になってましたが、最終的には看護師さんが語気を荒げて「とにかく立って!歩かないと治らないからっ!!」と、無理くり起こされておりました(笑)。

 

 

けどね。

 

それもこれも、千差万別。

 

とにかく、体になんかしらの穴ぽこ開けたり閉じたりのって大変なんでございますよ。実際。

 

 

 

 

けどワタシとしては、このタイミングで手術という貴重な経験をできたことは、人生上の幸いだと心の底から思います。

 

前職を辞める理由にも使わせてもらえたし(それが最大のありがたみ(笑))、それよりなにより、この数年の鬱屈した思いみたいなものをど~~~ん!と手放すチャンスのようにも思えました。

 

 

日常から遮断されて、外気にもほとんど触れず。

 

ただただ静まり返った部屋の中で、自分の世界の中だけでゆっくりと過ごした6日間。

 

人生で振り返った時にも貴重だったと思えるだろうなぁ。

 

 

 

 

入院中、読破したのはこちらの一冊。

 

 

 

 

ま。いわゆる引き寄せの法則?この世の法則??人の願いのかなえ方???的な、一冊なわけですがね。

 

主人公である筆者が、ぶっちゃけあまりに俗物的すぎて、ワタシ的には若干受け入れにくい展開というか文章もちらほらありまして。あはは。

ま、それこそワタシ、未だに『良い悪い』で判断しちゃってるからなんだろうけど(笑)。

 

それでも読んで一番最後に共感したこと。

今回、入院して一番収穫だったのは「有難い」という気持ちが心から取り戻せたこと。

 

 

前日まで作る側だったワタシが、作ってもらう側になった毎日の食事。

朝は7時過ぎには配膳されていたから、きっと6時前から厨房では人が働いてくれてたのだろうなぁ。

 

手術室に入って、自分でも予想だにしないほど緊張しすぎて思わず涙ちょちょ切れてきちゃって。

オペ看はそんな世話なんてしなくたっていいのに、みんなちょっと驚きつつも、涙ふいてくれたり肩叩いてくれたり励ましてくれた。

 

術後ほとんど意識がない中、体温が急上昇したり急下降したりするたびに、毛布をかけたりなんだり世話をしてくれた看護師さんたち。

 

 

「仕事」という言葉だけでは出来ないことを、たくさんの人にしてもらえた。それはとてつもなくスペシャルなことだと思った。

 

世の中は、そういう無数の有難い人のおかげで成り立っているんだねぇ。

 

手術を受ける身となり、そんなことを骨身にしみて感じた6日間だった。

 

 

 

 

そんなのが、今回のざっくりした個人的感想である。

 

 

 

そ。

 

ざっくりとだけ書いたが、正直もう少し詳しくいろいろ書いておきたい気持ちが、実はある。

 

ワタシ自身、事前に何かと検索をかけては、ブログなどで情報を書いてくれてる人のおかげでたくさん助けていただいた。持ち物なんかも相当参考にさせてもらった。

 

が、やはり自分が経験してみて、思いのほかこうだったあぁだったということが多く、それこそ事前に知りたかったこともたくさんあった。

 

そんなわけで、近日そのような特化ブログを開設しようと思います。

 

 

 

 

ちょっと前に、ブロガーのヒトデさんが書いてた記事を見てハッとしたのよねぇ。

 

「最初は一部友達に『お前のブログ面白いな』と言ってもらえて続けてたブログだったのですが、いつの間にか、それを仕事にしていこうと思うようになりました。」

 

みたいな。

 

 

最初っから、ヒトデさんは近い周りの友達を相手にしていたとはいえ、

 

「見て楽しんでもらおう。」

 

という趣旨でブログを始めていたってこと。これに衝撃を覚えた。

 

ワタシが今までやってきたのって、全然そういう気持ち、なかったなぁって。

ほんと、ただの独りよがり。

そんなんを世に放ってるんだから、そういう意味ではあのバアサンと一緒なのかも。

否、不特定多数に愚痴言ってるワタシの方が質悪いかもしれず( ;∀;)。

 

そんなわけで。

 

ワタシはこれも、悔い改めることにしました。

 

もうね。

 

 

 

ちゃんとします( `ー´)ノ。

 

 

 

だから何を?って。あはは。

 

 

 

今日はまだ、腸の調子が今一つなのと、4日に発酵食大学の試験に向けての勉強をせねばならず。数日はもぐらのようにちょこっと出たり入ったりしながら次のブログの準備をしま~す。