ちゃ風呂~迷える老羊~

イソジにて、未だ道の途中。

終わりに。

一昨日。

肝臓の確定診断を受けました。

これでスッキリ♪すると思っていたのですが、先生からはびみょ~な答えが。

「う~~~ん、実はちょっとはっきりとした診断がつかなくて。放射線科の先生曰く『ガンの所見は見られないものの、造影剤の流れ方として良性と確認できるものでもない』とのコメントなんですよねぇ。」

とか言われちゃいました。



何それ?




ですよ。まったく。

たぶん大丈夫だろう、けどとりあえず三か月後に経過観察という運びとなりました。

あと、

「年齢的にも、他も検査しておきませんか?」

と、またもババア扱いされまして( `ー´)ノ、年明け胃カメラと大腸カメラを受けることになってしまいました。とほほ。

ま、この機会に一度詳しく検査しとくのもいいだろうと、自分でも思ったしね。









昨日は、子宮筋腫の術後の経過観察最後の日でした。

主治医にことの顛末をお話ししたのですが、めっちゃ驚かれており、

「精神的に大変でしたねぇ。」

と言われましたが、自分としては大変というより怒涛の日々でしたね。最後に先生にその報告が出来て、「本当にお世話になりました。ありがとうございました。」と言えたことが最良のことでした。




いろいろありましたが、これにて闘病ネタは終了です(笑)。





「ガンかもしれない。」




という貴重な経験をして、本心本音で本当に良かったと思います。


考えてみたら、この数年ですっかりワタシは自分方向にしか物事を考えてこなかったなぁと思うに至ります。文章読み返してみると、こっぱずかしい日のオンパレード。
それはなんでかって言ったら、それもまた自分を守るためだったんだけどね。


けど、自分が病人という立場になってみて、改めて思えたのは「感謝」。

病院の先生や看護師さんたちにもそうでしたし、家族・友達。そのありがたみもひしひしと感じたし。健康でいることも感謝だし、また偶然にして、病気を立て続けに見つけてもらえたことも感謝でした。


それと、もういろんなことは出来ないんだな、ということもしみじみわかりました。

諦めるというより手放す、と言った方がいいかな。もう今あるもので十分じゃないかって。

これからは、今ある世界をどれだけ楽しんで面白がって生きていけるか、それに全精力を注ごうと思います。

昨日の帰り。
見上げたら、一度散歩に行った屋上庭園が見えました。
最初の入院生活を思い出して、感慨深いものが胸に溢れました。
感謝♪