マジで今の職場って、なんなんだろう。。。
昨日の朝。
いつものように遅番の上司がやってきて、またも小さな声でワタシにだけ聞こえるように言った。
「Kさんちの奥さんが倒れたんだって。脳梗塞らしいよ。」
Kさんはエリアマネージャー。
以前は今の職場のチーフをやっていたので、今の職番のみんなが懇意にしていた。
その後エリアマネージャーになった彼は、人手の足りないセンターの穴埋めをしながら、現場を取り仕切っている。
とんでも狂った会社の中で、唯一信頼できる人だといえる。
けどその多忙ぶりは、常軌を逸していた。
うちのセンターにも、もちろんヘルプ要員としてちょくちょく来てくれているのだが、こないだは外房にあるセンターにまで、片道2時間かけて応援に行かされていた。
「そのうちKさん倒れるんじゃないの?」
という陰口をバアサンと上司がしていたのだが、まさかその奥さんが倒れるなんて。
ワタシも一度だけ、ヘルプで来てくれた時に一緒に働かせてもらったKさん。
ものすごく仕事が早くて的確で。気遣いもハンパなくて、この1年で唯一助けてもらったと思える一日だった。
Kさんはワタシと同じ年なので、奥さんもそう変わらないだろうと思う。
うちと同じで子梨夫婦だったのは知ってた。
バアサン曰く「仲良し夫婦で羨ましい。」んだとか。。。。。身につまされるなぁ。
なんとか乗り越えてほしいけど、昨日の時点でICUに入ったままだという。厳しいのかなぁ。。。。。。
それにしても、この一年。愚痴と悪口、そして病気の話のオンパレードだった。
辞めたMさんはステージ4のガン。それが今年の始まり。
上司は重度の不眠症だし、たぶんうつになりかけてるんだろうなぁ。
そのお母さんは目に水が溜まるんだとかなんとか、よくわからん珍病だし、お兄さんは障碍者手帳を持つほどの躁うつ病だとか。
こないだ社員になったDさんは、お父さんが半身不随の上、こちらも肺がんだって。Dさん自身も、正直一緒に働いてみて、軽度の発達障害だと思われ。
同じ年の調理補助で、唯一話が出来るRさんは、糖尿と高血圧の持病持ち(笑)。おまけにけっこうな肥満だし、30代の時に「老化現象で難聴です。」と宣告されたお方。だから仕事中も、ほとんど一度で指示を理解してもらった試しがない。
バアサンもやっぱり片耳が聞こえないって言ってたし、だからたぶん人の話をちゃんと聞けないんだろうな。
そして年相応に、足が痛いだの肩が痛いだの言ってはいる。
それよりなにより、なんの話をしていても口をついて出てくる愚痴が、彼女の一番の悪症状。お大事にってレベルで口を開けば誰かの文句ばっかり言ってる。
いったいなんだったんだろうなぁ。今の職場での経験って。
今までもいろんなところで働いてきたけど、こんなにもネガティブパワーが満載の場所は始めてだった。自分を保つのが、ほんとに大変だった。
全員が全員、悪人じゃないってところが味噌だと思う。
人は確かに悪くはない。悪くはないけど・・・最悪だった。ワタシからすれば。
いや、逆にみんな自分はこんなにも頑張って偉いんだって思ってるくらい、かも。
あ~、だからみんな自分の話を聞いてほしくてしょうがなかったのかなぁ。
ま~ずまず思い知らされたのは『言霊』の重要性。
どう考えても、みんながみんな愚痴や悪口で「不幸」を呼び込んでるとしか思えない。
何をするのも「めんどくせ~」「きったねぇ~」、誰それと馬が合わない、新しい指示がくれば「あいつムカつく!」「こんなん出来ねぇ!」……etc。
あぁ。
書いてわかったかも。
一番ダメなのって、もしかしたら「めんどくさい」なのかもしれないな。
めんどくさい。
めんどくさい。
これ、一番のネガティブワードかもしれない。
生きてると、いろんなことが起こる。それに対して善処するためにはまず「動くこと」。
けど、人間って基本、変化とか行動するのっていやなのよね。それこそ「めんどくさい」から。
だから「めんどくさい」からやらない・逃げるのが癖になってると、それこそどんどん事態が悪化して、さらにめんどくささがアップして、取返しのつかない所にまでいくのかも知れない。
そうなのかもな。
めんどくさいと思ったら、その都度すぐにやる方がマシなのかもね。何に於いてもね。
ワタシ的には、今の仕事は「めんどくさい」のが仕事だと心得ていたので、みんなが言ってるめんどくさいがちんぷんかんぷんだったんだよね。
それが仕事なのに、何言ってんの?って。そんなに嫌なら辞めりゃいいって何度思ったことか。
ま。この一年で唯一得た教訓は、これに尽きるかな。
はぁ。あと2週間かぁ。。。メンドクセェナァ(笑)。。。
木漏れ日で浄化中。